• アドミニ 村回覧板

新しいリーダーたちに聞く、アドミニのいま、これから

36期の始まりにあたる2022年10月、アドミニでは新しいリーダーが誕生しました。自らの得意を活かし、チームメンバーを導き、さまざまな企画を練り・実践しているリーダーたち。今号と次号は、このリーダーたちにインタビューを行います。今回は、オーナー様や入居者様にお目にかかる機会も多いアドミニの営業チームから、中と李が登場。2人の仕事に対する姿勢や新しい挑戦、その根底にあるオーナー様や入居者様、地域などへの熱い思いをお伝えします。

営業部 中 龍吉(写真左) / 営業部 李 超(写真右)

営業部 中 龍吉

主な業務内容は?

オーナー様の収益をお守りすることが、私たち営業の仕事です。そのために、さまざまな取り組みをしてきました。お客様がつきづらいエリアは中堅社員、つきやすいエリアは若手というように担当の配置換えを行ったり、仲介業者さんへリーシング営業を行ったり。自社での賃貸仲介も始めました。家賃初月無料など、管理会社が行うからこその提案でお客様にお喜びいただき、ご入居につなげています。

近ごろでは「中君が言うならその案でいこう」という、ありがたいお言葉をいただけるようにもなりました。

―仕事をする上で大切にしていることは?

仕事とプライベート、共通して大切にしているのは、いただいたご意見や提案に対して「でも」とか「だって」といった、「Dの言葉」を使わないこと。意見しないというわけではなく、アドバイスをもらったらまずは受け取って、自分なりに挑戦してみる、という意味です。以前は「Dの言葉」を多用していましたが、これをやめると見える景色が変わりました。協力してくださる方や、「中君が言うなら」と、手放しに信頼いただく場面が増えたのです。

ここから学んだのは、素直さと思いやりが大切だ、ということです。いただいた助言は、素直に実践。うまくいかなければ素直に相談。失敗したらごまかさずにお詫びする。これをくり返すうちに、私のまわりに人が集まってくださるようになったと感じています。

―新しい立場で、今後どう取り組む?

誰に対しても、何ごとにも、素直さと思いやりを持って取り組む。これを続けるだけです。自分をいいように見せても、5年も経てばしんどくなってしまう。素の自分で取り組めばしんどくはなりませんし、さらに上をめざせます。こうした私自身のスタンスは変えませんが、役職をいただいて環境は変わりました。4~5人のチームが10人になったので、チームメンバーをよく見て、サポートをしていこうと考えています。

そのためには率先垂範。私がいつも始業時間に遅れて来ていたら、メンバーの遅刻を注意しても説得力がありませんよね。私自身がやるべきことをきちんとやっていなければ、どんな言葉も力を失ってしまう。チームで成果を上げていくためにも、この点は意識し続けたいと思っています。

―今後の目標は?

オーナー様や入居者様とのお約束を守り、喜んでいただけた証である売り上げも、そのほかの目標も、達成するにはヒトの力が必要です。今は社長を筆頭に、先輩方に守ってもらっている部分がありますが、10年後、ひょっとすると5年後だってわかりません。育成に取り組まないとアウトです。

基本的な知識やビジネスマナーの習得は前提として、後輩には、まわりにもっと興味を持つように伝えていこうと思っています。今回お話しした素直さ、思いやり、全てここに集約されるからです。これらに乏しく、Dの言葉ばかり使っていた過去の私は自分本位そのものでした。まわりの様子は見えないし、協力もされない。だからこそ、皆には興味の範囲をどんどん広げて、協力者を増やしていってほしいですね。

私自身で言えば、営業部の李をまきこんで、営業戦略を立てているところです。リフォーム期間の短縮や情報収集力の強化でオーナー様に喜んでいただけるよう、各課との連携を進めたりもしています。オーナー様や入居者様にご満足いただけるよう、これからも素直さと思いやりの率先垂範で、同僚たちと歩んでいきます。

営業部 李 超

―主な業務内容は?

FacebookやWechatなどのSNSで、外国籍の方へ当社が管理する物件の情報を発信したり、外国人の入居者様のサポートをさせてもらったりといった業務を、4月入社の周と一緒に行っています。海外のオーナー様からいただく投資物件購入や管理のご相談も、ますます増えてきていますね。こうした案件は、「海外の投資家さんに物件を販売したまではよいものの、管理まではできないから、アドミニさんお願いできますか?」と、仲介業者さんからご紹介いただくケースもあります。36期からは、新規開拓にも取り組んでいます。

―新規開拓とは?

大学や日本語学校を訪問して、「アドミニは豊富に物件をそろえているので、ぜひご相談ください」といったプレゼンテーションを行い、入居者様を紹介してくださる方を増やしていく仕事ですね。これまではお付き合いのある仲介業者さんを訪ねて物件情報を提供する営業がメインだったため、新規開拓には少しプレッシャーを感じています。教育機関は、提携している不動産会社さんをお持ちの場合も多い。けれども、工夫しだいで活路は切り開いていけるはず。その機会にめぐりあうべく何度も足を運び、アドミニならではの提案を行っていこうと考えています。いまは、新規開拓の要となる「アドミニだからこそ」のサービス内容を必死で考えています。まだ自信を持って発表できる企画は立てられていませんが、このアプローチは私があたためている国際事業企画にも通じるもの。ある程度時間はかかると腹をくくり、新規の皆様としっかり関係を構築していきます。

―国際事業企画について

オーナー様・外国人の入居者様・紹介者様、それぞれのお困りごと解決に努め、その結果としてご契約数を伸ばす。これが国際事業企画の大きな目標です。集客・プランづくり・運営によって、この目標を達成します。集客では、日本語学校・大学、留学や就職をサポートするエージェントに、外国の方を紹介してくださるよう働きかけます。この時重要なのは、それぞれが抱えるお悩みに寄り添うこと。日本語学校や大学には、生徒数の確保と、学生が安心して暮らせる環境づくりといった課題があります。エージェントもまた、物件紹介や日本での生活サポートを含む自社サービスを充実させたいという希望をお持ちです。こうしたお悩みを理解し、打開策を提案してこそ信頼関係が構築され、のちのご紹介につながっていくと考えています。提案にあたってもポイントがあります。それはもちろん、オーナー様・外国人の入居者様・紹介者様の視点に立つこと。どのようなプランなら皆様の不安を払拭し、喜んでいただけるかどうか。この観点からプランづくりに取り組んでいます。最後に運営。ご紹介とプランにご満足いただき、入居してくださった方がずっと安心して暮らせるよう、今まで通りSNSを用いた生活のお役立ち情報も配信していきます。

―今後の目標は?

日本円の力は少し弱まっていますが、これによって不動産投資や留学のニーズは高まっていくと予想します。そうなれば、海外のオーナー様や外国人留学生の数とともにお困りごとも増えていくかもしれません。中、そして周とともに、そこをしっかりサポートしていこうと思っています。海外のオーナー様が求める物件がないか社内担当に聞いたり、工務部に内装の相談をしたり、ほかの課に力を借りることも。満足度向上へ向けて、こうした社内連携もより密にしていきます。