• アドミニ 村回覧板

地域を思う心から生まれたコミュニティ
「hatt 緑地公園」

北大阪急行「鶴見緑地公園駅」から徒歩約4分のところにある、アドミニ管理の子育て支援賃貸マンション「hatt緑地公園」。
地域の課題解決をめざして生まれた「hatt緑地公園」のコミュニティ化に向けて、イベントを企画・実行する“村長”長渡さんに、お話しをうかがいました。

子育て支援コミュニティの始まり

 「hatt 緑地公園」がある豊中市は、転勤族の多い地域。とある小学校では、入学した児童のおよそ半数が、卒業を待たずに転校していくといいます。

 こうした地域特性は、保護者同士のつながりを希薄にし、子育てに悩むパパママを孤独に追いやる一面を持っていました。この子育て課題は、オムツのCMで使われる青い液体の表現を真に受けて、「赤ちゃんのおしっこが青くならない」と小児科へ駆け込むママを生むくらい深刻なものだったのです。

 小児科医の「このままではいけない。パパママが知識を共有できるようなつながりをつくっていかなければ」との思いに、「地域に何か恩返しをしたい」と考えていた子育て支援賃貸マンションオーナー様が共感。誕生したのがマンションと「hatt緑地公園」です。そして、後者の空間を活かした子育て支援コミュニティづくりを担ったのが、アドミニと「hatt緑地公園」“村長”長渡さんでした。

思い思いに使える遊び&くつろぎ空間

 新御堂筋に面した2階入り口をくぐって、まず目に飛びこんでくるのが明るい緑の色調です。ここは、森をイメージした遊び場。芝生の上には木の家、木のベンチ、ツリーにテントと、子どもはもちろん、大人もワクワクしてくる設備・おもちゃ・絵本がたっぷりそろっています。落ち着いて手前に目を向けると、大きなカウンターを備えたカフェエリアが。遊び場にいる保育士に子どもを任せて、パパママはほっとひと息、そんなくつろぎ方もできてしまうのも嬉しいポイントでしょう。

 アドミニと長渡村長が、コミュニティづくりに向けてイベントを開催しているのもこの遊び場&カフェエリア。ヨガ・おしゃべり会・リトミックといった知育トレーニングイベントを通して、少しずつパパママ同士のつながりも増えているようです。今回はそんなイベントの一つ、「村長のカレーを食べよう」に参加してみました。

子どもも大人も、笑顔でつながる

実は、長渡村長の特技はスパイスカレーづくり。その腕を生かして「hatt男子カレー部」を発足したところ、「女性は参加できないの? 」「ママバージョンもやってほしい」「食べるだけの参加も考えてほしいな」などなど、予想外の反響がたくさん寄せられたのだといいます。求められれば応えてしまうのが長渡村長です。早速、女性も参加OK・カレーを食べるのがメインのイベントを立ち上げました。

 イベント当日、スパイスの香り漂うカフェエリアに集まったメンバーのなかには、上層の子育て支援賃貸マンションで暮らすパパママ&キッズの姿も。この日はパパが子守りを担当し、カレー好きのママがイベントに参加。長渡さんの手元を熱心に見つめ、隣あった地元のママさんたちとの会話に花を咲かせていました。

 マンション入居者様とあっては、ぜひお話しをうかがいたいところ。思いきって取材を申し込んでみましょう。

住んでみた、参加してみた「hatt緑地公園」

 お話を聞かせてくれたママさんは、引っ越してきたばかり。きっかけは長渡村長のイベントだったと言います。「SNSでイベントを見かけて参加しました。上層が子育て支援賃貸マンションだと知って、興味がわきましたね。お子さんがいるご家庭ばかりという環境は、安心そのものです。子育ての悩みもあったので、悩みを共有したり、励まし合ったりできるつながりができるんじゃないかと思えました」。

 イベント主催にも意欲的なママさん。「知育系、入居者さんとの交流イベントは増えてほしいし、開催してもいいなと思っています。全戸分の防災グッズを備えるなど、管理会社や長渡村長と一緒に、より安心な環境づくりに取り組めたら」。ママさんの思いは、アドミニと長渡村長の願いでもあります。入居者様とともに「hatt緑地公園」を育て、地域の子育て課題を解決する。そのための第一歩としてアドミニと長渡村長は、コミュニティ強化に力を注いでいます。