• アドミニ 村回覧板

切磋琢磨の集大成「TEAM RESQ AWARDS 2023」開催
〜入居者様の満足度向上をめざして〜

レスキュー技術の質を高め続けるため、アドミニは長年、入居者対応業務支援サービス「レスQセンターネットワーク」に加盟しています。本部はもちろん、全国に散らばる加盟店からも学びを得られるのが加入の利点。仕組みを活用して腕を上げていく現場の声をお届けします。

工務部 阿部 覚

まずは「TEAM RESQ AWARDS」について教えてください。

 「レスQセンターネットワーク」加盟店が年に一度、一堂に会する全国大会です。2023年は各社のレスQ隊員が高知県に集まりました。アワードでは成功事例や取り組みを発表しあって日本一を決めたり、年間成績に基づく表彰があったりして、盛りあがりましたね。表彰の対象は、“アンケート回収数”や“売上トップ”、“チームの売上”などさまざまで、たくさんのレスQ隊員にスポットライトが当たっていました。

 「レスQセンターネットワーク」は、管理会社によるお困りごと対応サービスの草分け的存在で、豊富なノウハウを生かして加盟店に技術指導も行っています。その教えを生かした「お役立ちの結果」を承認するのが、アワードの目的です。

そのアワードで、アドミニはW受賞を果たしたそうですね。

 ありがたいことに、「売上増加率1位」と「新人大賞」をいただきました。売上増加率は前年度比約120%。2位の加盟店に10%ほど差をつけての受賞でした。約120%という飛躍の一因は、アドミニレスキューチームの戦力アップにあるのでは、と思っています。

 平と大西がレスキューチームに加わったことでの増員が、まず一つ。初めのうちは、鍛冶さんや大北さんといった先輩に頼る場面が多かったのですが、だんだんと各自で考えて仕事を進められるようになってきました。もう一つは、内勤さんとの連携です。電話対応や事務処理の面で助けてもらいました。チームワークと、オーナー様や入居者様の支えがあってこその結果だと受けとめています。

前年度比約120%の売上増加率。2位の加盟店に10%ほど差をつけて受賞しました。

「新人大賞」はどうでしたか?

 入社から2年目までのレスQ隊員を対象とする「新人大賞」は、私がいただきました。一緒に高知県へ出張した大北さんは、「阿部、賞取れるやろ」とおっしゃいましたが、当然私はそんなことは思っておらず。油断していたところで名前を呼ばれて、本当に驚きました。

 私なりに努力をしたのは入居者様の満足度です。トラブル対応後には、「レスQセンターネットワーク」から提供されているアンケートハガキをお渡ししているのですが、返送されたハガキに『スピーディーに作業をしてくれた』といったお声があると嬉しいですね。滞りなく対応できた証明だと思っています。また、入居者様のお宅を訪問する際は、トラブルの要因と対処方法を論理的に説明することを心がけています。筋道を立ててお話しすると、入居者様も安心なさるのか、怒りを収めてくださいます。こういった対応ができるようになってきたのも、日々の経験のおかげです。

入居者様へのアンケート

受賞のほかに、アワードで得たものはありますか?

 各社の成功事例や取り組み発表は、得るものがたくさんありました。

 2023年のグランプリは北海道の加盟店さんの、“冬場の水道管破裂を防ぐための有償提案”で利益を大きく伸ばしたというプレゼン。そのアイデアと実行力に唸りました。

 神奈川の加盟店さんが発表していた“QRコードを使ったアンケート回収”の取り組みは、すぐに導入を提案して、現在アドミニでも運用されています。QRコードであれば、作業終了後にその場でアンケートに答えてくださる可能性も上がりますし、返答率がよくなるのではと期待がふくらみます。導入に際しては、発表をしていた神奈川のレスQ隊員さんの力もお借りしました。アワードや加盟店専用システムで会社の枠を超えた横のつながりができていくのも、嬉しいポイントです。

W受賞や日常業務からの手応えをふまえて、今後への意気込みをお願いします。

 「レスQセンターネットワーク」のサポート内容には、レスQ隊員に同行しての仕事ぶりチェックがあります。前回の評価では、『挨拶をもっと深く』との指摘を受けてしまいました。「入居者様のために少しでも早く作業を終えよう」という思いが先走り、接遇面への気配りが足りていなかったのだと反省し、改善を図っています。苦手分野の電話対応や事務仕事も克服したいです。そうやって、少しずつ自分がチームの皆を助けられるようにしていきたいと思っています。