- アドミニ 村回覧板
2024年9月、アドミニの経営方針発表会が開催されました。
各部門の前期の振り返りと次期の目標共有のほか、注目を集めているのが、努力が実を結び貢献した人に送られるAdmini Village AWARD。
今回は37期の受賞者の中から、準MVPの山下さんと敢闘賞の福本さんにお話をうかがいました。
【準MVP】 山下 孝宏(工務部)
【敢闘賞】 福本 欣也(営業部)
福本 ありがとうございます。敢闘賞の表彰盾には、「困難な物件を満室にしてオーナー様に喜んでいただけた」とありました。おそらく半年以上空室だった北浜の物件の入居を決めた件での表彰なのかなと予想しています。
山下 私は「勤続16年目にして新たな業務に取り組み、周囲を安心させた」として、準MVPをいただきました。会社では色々と経験をさせていただいている中で特に前々期から任せてもらっている、10棟ほど福祉施設を運営している提携先協力企業のお困りごと対応窓口業務を指してのことだと思います。新しいお客様にご満足いただけて、工務部内での私の対応件数が一位になった。このような実績を認めていただけたのではないでしょうか。
福本 僕の仕事は営業ですので、お部屋を探しているお客様に、いかにアドミニの物件情報を届けるかが勝負です。そこで重要となるのが、不動産仲介会社のご協力。これを得るには、「アドミニの福本」をいかに覚えてもらうかがポイントになります。僕の場合は、名刺を交換する時、携帯番号の記載を示して、「いつでもお問い合わせください」とお伝えしています。携帯にご連絡いただければ、誰かを介さず、すぐに相談に入れる。これはお客様にとって煩わしさのないコミュニケーションだと思います。事前準備も欠かしません。
僕は異業種から2023年10月にアドミニへやって来たので、まだまだ不動産業界は分からないことだらけ。自社が管理している物件情報はもちろん、「仲介会社から聞かれやすいこと」も上司に教わって、質問にすぐ回答できるよう心がけています。そういう人情の営業で福本を覚えていただいて、仲介会社に「お客様のご要望に合う物件が2つあるけど、福本君はいつも頑張ってくれてるし、一件目は福本君のところをご案内しようか」と思ってもらえる人間になりたいですね。
山下 管理やお困りごとの対応を任せていただけるお客様がいらっしゃるからこそ、私たちはさらなるサービスの質を高めることができます。こうしたお客様に信頼とご満足をお届けするにあたっては技術ももちろん重要ですが、コミュニケーションとスピードも欠かせない要素だと考えています。お見積りのご依頼をいただいたら、できるかぎり早く金額をお伝えする。それが難しいのなら、「拝見したらこういう状態だったので、少しお見積りの作成に時間がかかります」と、一本お電話を入れる。漏水といった特に緊急性の高い水回りのトラブルに対しては、会話の内容でおよその修理費を概算できればお伝えします。金額を了承いただけたらレスキューチームと連携し、スピード感を重視して進めます。一つ一つの対応の積み重ねで信頼関係が築かれていくので、やはりコミュニケーションとスピードは大切。当然のことながら、作業のクオリティを追求しつつ進行しています。
山下 部門をまたいだ連携は今後の課題の一つです。同じ建物を見ても、私たち工務部は「不具合がないか」、福本君たち営業部は「どうしたら入居してもらえるか」との目線で見ているので、気づくポイントが違う。いろいろな情報を吸い上げ整理して、オーナー様と作戦会議を行うのはオーナー担当ですので、私と福本君がというより、部門で連携が取れていたほうがいいのは間違いありません。その連携は現状、個人レベルに留まっているので、これが組織レベルで成されるようになれば、入居率が上がる可能性も高くなるでしょう。オーナー様をはじめ、アドミニに関わる全ての人の幸せと発展のためにも、連携は強化していきたいですね。
福本 僕の目標は、担当エリアの入居率100%です。そこをめざして、僕が見聞きした情報をオーナー担当に報告し、「現在は住居用で出している物件を、事務所利用も可にしませんか」といった意見を上げてもらっています。山下さんのお話しを聞いていると、これが個人レベルの連携ですね。できることから取り組みつつ、組織レベルの連携も意識していきたいと思います。