• アドミニ 村回覧板

アドミニ村回覧板 VOL.48
この場所でお店をひらく理由。
ここで見つけた、私たちらしいお店のハナシ。

2026年2月よりアドミニが管理を任された長谷川ビル。多彩なテナントが集い、中には20年以上この場所で続く会社もあります。今回は、その中からマレーシアボレ・店主山下さんとranbu・店主榎園さんに、この場所で営む魅力やお店への想いをうかがいました。

マレーシア料理店「マレーシア ボレ」

多様な食文化が融合するマレーシア料理。その奥深さを一皿一皿に込めて届けるのがマレーシア ボレです。毎年、スタッフ全員で現地研修を行うなど、本場の味にこだわっています。元ホテルマンの店主・山下さんのホスピタリティ精神が息づく丁寧な接客も魅力です。

この場所で始めた理由は?

 オープンは2005年6月。私は18年前にホテル勤務から転身し、店主になりました。当時は大阪駅側から地下道で隔てられていて、周辺にはウェスティンホテルと梅田スカイビルがあるだけの殺風景な街でした。その後、“うめきた”の開発が進み、地下道がなくなり、街の風景と人の流れが大きく変わりました。商業施設やホテル、飲食店が増え、若年層から年配層、海外からの旅行客など、多様な人々が行き交うようになりましたね。
 

どんな料理を楽しんでほしいですか?

 当店の特長は、マレー半島のマラッカ地方に伝わるマレーシア料理と中国料理が融合したニョニャ料理です。入門者向けなのは、ナシゴレン、ミーゴレン、カレーヌードル(カレーラクサ)です。また、ニョニャ料理らしさを感じやすい空芯菜炒め、海鮮スパイシー太麺も人気ですよ。地域ごとに異なる食文化が生み出す、多彩で奥深い料理の数々を楽しんでいただきたいです。常時約80種類のメニューを提供し、料理をブラッシュアップするため、毎年スタッフ全員で現地研修を行なっています。何度足を運んでいただいても、食べ飽きないと思いますよ。

この場所だからできることは?

 うめきた側はにぎやかな一方で、一本通りを入ったこの場所には、ほっとする雰囲気が残っています。 同じ建物内の方、ご近所の方とは何かあれば助け合える関係を築いています。また、当店にはハラール対応メニューがあるため、周辺ホテルの方がムスリムのお客さまにご紹介くださることもあります。店を長く続けてこられたのは、そういう人と人のつながりと居心地のよさが大きいですね。店名の「ボレ」はマレーシア語で「できる」という意味です。変わり続ける時代の中で、今この場所でできることを大切にして、店と共に歩み続けたいと思います。

Artと雑貨のお店 「ränbu」

“アートな雑貨”をコンセプトに個性豊かな手作りの作品や国内外の雑貨を扱っています。様々な企画展や個展も開催し、ひとつひとつこだわった作品とともに、訪れるたびに新しい表情を見せる空間で、ここでしか出会えないお気に入りを見つけてみませんか?

この場所で始めた理由は?

 ränbuをオープンしたのは2011年5月です。もともとは店舗設計デザインの仕事をしていましたが、もっと自分の好きなことを仕事にしたいと思い、お店を始めました。発信するには都会がいいけれど、梅田の中心のにぎわいではなく、少し離れてゆっくり時間が流れる場所がいい。そうして出会ったのが、学生時代からよく訪れていたスカイビル周辺でした。自分のつくりたいお店に合っていると感じ、この場所を選びました。
 

どんな作品に出会えますか?

 店内に並ぶのは、作家さんの手作りの作品です。3階には常設作品と約2週間ごとに変わる個展、2階には毎月テーマを変える企画展の部屋があります。ほかではなかなか出会えない作品にこだわっています。糸や生地、素材づくりから手がけるような、誰にもまねできない表現に惹かれます。作品そのものだけでなく、作家さんの人柄や、そこに込められた思いまで伝えたい。ひとつひとつの作品と向き合い、作家さんとの信頼関係を重ねてきたからこそ、ここでしか出会えない世界が生まれているのだと思います。

この場所だからできることは?

 私にとって2階・3階という場所は、ränbuのあり方にとても合っています。通りがかりに立ち寄るにぎやかな路面店ではなく、作品や企画に興味を持ったお客様が訪れてくださり、ゆっくり作品と向き合える。そんな場所にしたかったからです。15年目を迎えた今も、この落ち着いた立地と、階段を上がった先にある静かな空気感が、ränbuらしさをつくってくれています。管理会社が変わると聞いたときは不安もありましたが、丁寧に対応していただき、安心してこの場所で続けられています。

テナント様 取材募集中!

アドミニ村回覧板では、テナント様をご紹介しています。
「うちのお店も紹介してほしい!」というオーナー様は、ぜひアドミニまでお気軽にご連絡ください。

Access:大阪市北区大淀南1-4-20 長谷川ビル