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今年1月、開発企画部に2名の仲間が加わりました。
不動産業界を長く経験してきた2人に、アドミニでのお仕事についてインタビューしました。
開発企画部・2021年入社 森口 保(写真左) / 車谷 真哉(写真右)
車谷 私は不動産売買専任スタッフとして、収益マンションの買取りと仲介を担当しています。不動産業者さんを巡って売り物件の情報を集め、条件や価格の合うものが見つかればそれを仕入れ、売却します。他には、お客様から「こんな物件を買いたい」とご要望をいただいて、その条件に適う物件を探してきて仲介するケースもあります。
森口 私は既存オーナー様のフォロー業務をメインで行っています。担当させていただいているオーナー様に対して、物件や入居者様の状況、退去後の改装や設備のメンテナンスなどについて、お電話で確認を取ったり、資料を準備して報告に伺ったりしています。他には、新規のオーナー様に対する管理のご提案も担当しています。お問合せを受けて相談に乗らせていただいたり、当社で買取った物件をそのまま管理させていただいたり、色々なチャネルで管理業務を拡大しています。最近はコロナの影響で難しくなりましたが、建築中の現場のオーナー様を調べて飛び込み営業をすることもあります。
車谷 これまでもずっと不動産業に携わっており、売買、仲介、デベロッパー業務と、幅広く経験してきました。中でもデベロッパーの経験が最も長く、土地の仕入れから物件の企画、建設などをしていました。これまでは更地に建物を建てて売っていたのに対し、現在は既に存在する建物を売買しています。扱う不動産に違いはありますが、どちらも最終目的はオーナー様の利益の最大化なので、その点では共通しています。
森口 私は不動産業界に入って19年目になりますが、そのうち16年間は不動産管理の仕事をしていました。仕事内容としては今も昔も大きく違いませんが、以前は小さな会社にいたので、オーナー様担当だけでなく、入居者様対応もリフォームの手配も、管理業務すべてに携わっていました。一方、アドミニでは入居者様対応も工事も専門部署があるので、私はオーナー様担当だけをさせていただいています。
車谷 私は、実は5年前にもアドミニで1年半ほど働いていたことがあり、その後、他社で3年ほど働いてから、再びアドミニに戻ってきました。前職はとにかく激務で、コロナ禍で1年間テレワークだったのですが、業務量が多い中で在宅になると、仕事のオンオフがつけにくく、昨年1年間、まさに24時間365日働きっぱなしだったんです。そのまま働き続けた場合の身体的負担も心配になり、定年までの残り3年間の働き方を考えたときに、再度アドミニで働きたいなと思い、戻らせてもらいました。
森口 私は今一緒に仕事をしている、部長の濵田さんからお誘いいただいたのがきっかけです。前職の不動産会社で飛び込み営業をしていて、アポなしでアドミニに訪問したのですが、そのときに対応してくれたのが濵田さんだったんです。それからお付き合いがあり、「うちで管理のお仕事をしませんか?」と誘っていただきました。私はもともと管理の仕事が好きで、オーナー様を訪問してお話をしたり、喜んでいただいたりというのが、自分の性に合っているなと感じていたので、管理専門会社のアドミニなら管理件数も多いだろうと思い、転職を決めました。
車谷 働きやすい会社だと思います。あまり干渉されず自由にさせてもらえるので、普段から取り繕ったり、誰かに気を遣ったりしなくてよいし、自然体でいられます。ただ、だからこそ働きやすい雰囲気に甘えて漫然と仕事をするのではなく、自分を厳しく律しながら仕事に取り組むことが大切だと思っています。
森口 2~3年働いたら「古株」だと言われる不動産業界で、アドミニには10年選手の社員がたくさんいるので、長く働ける会社なのかなと思います。離職率が低いということは、オーナー様にとっても担当者の入れ替わりが少ないということなので、安心感につながっていると思います。
車谷 飛び込み営業ですね。初めて電話をするときや、初対面の人に会うときはいまだ緊張します。前職までは扱う物件の規模が大きく、どちらかというと、100億円規模の案件を5~10年じっくり時間をかけて扱うようなスタイルでした。一方、今は1~2億円規模の物件を次々と扱うので、件数が多い分、必然的に飛び込みの回数も多くて…。なかなか慣れませんが、毎日続けて鍛えています(笑)
森口 私は、まだ入社して日が浅いこともあり、他部署との連携に課題を感じています。前職ではすべての業務を一人で行っていたので、緊急の案件に自分のスピードで対処できました。例えば、入居者様からお困りごとが入ってくると、自分で業者さんに見積りをとって、オーナー様の承諾を得て、急いで手配をすれば、早ければ当日や翌日に解決することができます。しかし、複数部署で業務を分担している場合、それによるメリットも大きいのですが、各案件に対する“緊急”や“重要”の感覚が人それぞれ違うため、どうしても自分の思うようなスピードで進まないことがあります。対応が遅れても誰にも迷惑がかからないような内容であれば構いませんが、当該物件の担当者でないとその判断が難しいケースもあるので、他部署とのコミュニケーションをもっと密にし、常に進捗状況を共有し合っていく必要があると感じています。
車谷 やはり目標数字を達成したときですね。常に数字に対するプレッシャーを抱えながら働いているので、楽しいというよりホッとするという感覚が近いのかもしれませんが…。他には、高齢のオーナー様には不動産の売却を希望されている方が結構いらっしゃるのですが、そのような方のお力になれたときは、とても喜んでいただけるので嬉しいですね。
森口 私は、オーナー様にメンテナンスのご相談をさせていただいたときに、「任せるよ」「思うようにしてくれて大丈夫」というお返事をいただけると、信頼していただけていることを実感します。オーナー様とは、まだ半年ほどのお付き合いですが、その中でもそのようなお言葉をいただけることもありますので、5年、10年と、もっと年数を重ねて、さらに安心してお任せいただける存在になれたら嬉しいです。
車谷 不動産業界に限ったことではありませんが、やはりAIの活用ではないでしょうか。業界として過去のデータもある程度蓄積されてきたはずなので、これからの時代、「どんな不動産を仕入れて、どんな事業計画で進めればいくら儲かり、いつまでにどうなるか」をすべて自動で計算できるようになるでしょう。そうなると、いつまでも自分の経験や感覚に頼って不動産の価値判断をしていたのでは、とても太刀打ちできません。実際にその通りになるかどうかは今後検証していく必要はありますが、何をもって“良い不動産”とするのか、数字として明確な根拠を基に説明する力が必要になってくると思います。
森口 そうですね。確かにAIですべて計算できる時代が来るかもしれません。でも、だからこそ逆に「人間力」が必要になるだろうなと感じる部分でもあります。「アドミニを選ぶか、他社を選ぶか」となったときに「アドミニさんにお願いしたいです」と言ってもらえるのは、それこそ人間力の成せる技だろうし、他社と差別化できる唯一の部分になると思います。だから、数字はきちんと理解しながら、人間力もちゃんと見てもらえるように、AIに勝てる部分を磨いていかないといけません。「AIに負けてしまう」ではなく、AIに勝つ努力をしていかないといけないのだと思います。
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